HATCH DIARY

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iRC TIRE GEO CLAW TUBELESS READY

昨今はレースではなく、トレイルライドが中心のライフスタイルになっていて、ダウンカントリーのクロモリバイク一台で全てをこなす僕にとってライドの足元を支えてくれているのはiRC TIRE TANKEN TUBELESS READYになっています。
空気圧の調整幅も広く、下りでは絶対的に安定、信頼感のあるTANKENですが、やはりエンデュランス系競技には向いていないので、僕が主宰で開催させてもらっているGONZO PARK CRITERIUMにむけて昨年新たにリリースされたGEO CLAW TUBELESS READYにスイッチ。

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GEO CLAWにはレギュラーとライトの2種類があり、本格的なクロスカントリーレースにはもう出ないので、トレイルライドなどにも使えるリム打ちパンクやサイドカットパンク防止のためナイロンメッシュで補強したレギュラーをチョイス。
クロスカントリー系のタイヤにも関わらず2.4というタイヤボリュームのあるレギュラーは790g、ライトは710g。エンデュランス系の定番であるMIBRO for MARATHONが2.3で735gなので、ライトについては2.4というタイヤボリュームにもかかわらず軽量なので現代のクロスカントリーレースにおいてはオススメのタイヤではないかと思います。

ircbike.jp

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GEO CLAWはクロスカントリーレース用のタイヤなので、TANKENと比べると当然ですが転がり抵抗が少ないのでとにかくペダリングが軽い。タイヤの重量も前後300gずつの計600g軽くなったのでバイク自体の軽量化もできました。
600gの軽量の恩恵はやはり大きいですが、TANKENよりGEO CLAWのがサイドもセンターもノブが低いので、トレイルライドではコーナリング、スピードコントロールにテクニックが必要となります。2.4というタイヤボリュームがあるので、バックカントリースタイルではなく、クロスカントリー的にトレイルを楽しむライダーにはオススメではないかでしょうか。

バイクの進化にはタイヤの性能が不可欠で、29インチMTBグラベルバイクが発展したのはタイヤの性能が上がったからと言っても過言ではありません。MTBにおいてはチューブレスがスタンダードで、チューブレスの技術においてはiRC TIREは抜きんでていると思いますが、このGEO CLAWでそれを多大に感じることができます。
GONZO PARK CRITERIUMでもベストタイヤだし、せっかくGEO CLAWにスイッチしたので夏は久しぶりにクロスカントリースタイルでトレイルライドを楽しんでみようと思います!KEEP RIDING!!

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