僕のバイクライフをサポートしてくれるiRC TIREさんの90周年記念イベントからスタートしたiRC TIRE CUP。そしてiRC TIRE CUPの開催地である新城市。ご存じの通り今僕が拠点を置きフィールドの造成や普及などスポーツバイクを軸に活動させてもらい、地域の方や行政の方を含め非常にお世話になっている土地である。
日頃の活動はnoteでチェックして頂くとして、昨年もう自転車のレースは…と言われ交渉し開催準備を進めていましたが緊急事態宣言で中止になり、今回iRC TIRE CUPでも再度開催前の現場復帰を条件に最後の悪あがきと覚悟を決めて夏から準備を進め沢山の方にご支援・ご協力を頂きこの日を迎えた。
2016年の井上ゴム工業株式会社90周年記念イベントとしてスタートしたiRC TIRE CUPが初開催されたときはX-Guardのお披露目、そして2018年は東海のサーキットでは必須のEDGEのお披露目されましたが、今回2021年のiRC TIRE CUPではSERAC CXモデルチェンジのお披露目のイベントとしても注目を集めました。
僕は今回プロトのインサートを前後に入れた状態でフロントはSERAC CX TLRレギュラー 1.8bar。リアにはSERAC CX TLR EDGE 1.8barをチョイス。軽量化されながらもSERAC CXのしなやかさは損なわれず、剛性のあるニュープロダクツはフィーリングもよく今回のレースで武器になったのは56さんとのパックでの走行で実証済み。自信をもってオススメできるプロダクツになっています。
各アイテムの詳細はホームページをチェック→
iRC TIRE CUPの特典といえばBUCYO COFFEEのケータリングと非売品のノベルティが参加者全員にプレゼントがされること!普段から使えるアクセサリーで毎年楽しみにしている方も多いと思いますが、今回はコロナ禍で非常にうれしいネックゲイターでした。今回僕がこのネックゲイターをデザインさせて頂きましたがいい感じに仕上がったと思います。ぜひライドやランなど様々なアクティビティで活用してください!
そして今回iRC TIRE CUPでは8月からスタートした僕の新たな取り組みとしてMOUNATIN PORT DISCOVERYを組み込んだこと。僕らサイクリストが地域に少しでもコミットできるように地元の出展者さんや団体さんにお声掛けさせて頂き、合計17店舗のブースが出展して頂きました。さらには中根君のファンイベントでも非常に好評だった長篠陣太鼓保存会のキッズの演奏会もスケジュールに組み込ませて頂き、今まで東海クロスになかった空間を演出出来て非常にいい雰囲気になりました。
地域の調整、大会の調整、下江新市長の開会式の調整、自分のブースの調整、キッズ講習会、自分の子供のレースのサポート、そして今回新たに加わったミッションである大会のオーガナイズド。午前中僕を探している方が多かったみたいですが、いつもボスの山田さんがやる仕事を今回僕が行っていたので、子供の表彰式も見ることができず、はっきり言ってレースなんかしてる場合じゃなかったんですけどね(笑) ギックリ腰も治りかけで準備はあまりできなかったけど多くの方のサポートでスタートラインに立てました。
さて、レース。はっきり言ってノープラン。できれば勝ちたいけど無理だよね、と自問自答(笑) 今回ブース出展してくれたみさき鍼灸接骨院藤田さんの施術がなかったらとてもレースを走り切れる状態ではなかったので、とにかくマスターズ5連覇の56さんにどこまで着いていけるか、当たって砕けろ、それのみだった。
ゼッケンを付けてくれた嫁とどうせなら子供の誕生日の58が良かったな、なんて話したら2014年のクロカンの全日本獲った時も57番だったじゃん、また一番獲ったら58じゃんなんてスイッチをいれてもらったのがよかったかな。
フィジカルではとてもじゃないけど勝つことができないけどコーナリングスキルにおいては少し分がある感じだったので、ギリギリ何とか着いていける感じで56さんには申し訳ないけどずっと付き位置で。56さんは重いギアをダンシング、僕はダウンヒルのテクニックを使いシッティングでコーナーをこなしていく。
56さんも今東三河で仕事していて、僕の取り組みを理解してくれているので僕を引っ張ってくれた。そして会場至るところからのご声援は本当に励みになりましたね。ホームのサーキットと言っても過言ではない声援のおかげでいつもの倍以上の力が出せたと思います。
C1トップに近いラップタイムだったらしいけど多分一人だったら確実にこのタイムで周回をこなすことはできなかったですね。56さんありがとう。そして声援を送って下さった皆様ありがとう。
最後は茶番だなんて言われましたがやはり56さんは強かった。誰よりも思い入れの強いiRC TIRE CUPでの優勝は支えくてくれた全ての方で獲った勝利。満身創痍で気力のみでしたが最終レースにも関わらず至るところから戴いた声援で走り切れました。新城ではほとんど走っている姿をお見せしたことがなかったのでいい舞台になりました。
残念ながら今回でふれあいパークほうらいでの開催は最後になりますが、来年もこの新城という土地で大会が続けられるよう引き続き、スポーツバイクをメジャースポーツにすべく悪あがきをしていきたいと思います。ここからがスタートだ!皆様本当にありがとうございました!!
photo by kikuzo & M.hattori
Kikuzo's Flickr 東海シクロクロス2021 第2戦 IRC TIRE CUP | Flickr
M.hattori's Flickr 2021-2022東海シクロクロス 第2戦 | Flickr
フレーム Shin服部製作所
ホイール SHIMANO/WH-RS770-TL-F12&R12
タイヤ iRC TIRE F SERAC CX TLR 1.8bar R SERAC CX TLR EDGE 1.8bar(前後プロトのインサート使用)
コンポネート SHIMANO GRX Di2
サドル selle italia
ヘッドセット CHRIS KING
シートピラー THOMSON
ハンドル・ステム SHIMANO PROシリーズ
ウエア SUNVOLT CXワンピース
アイウエア HATCH Sunny RARTS偏光レンズ ラグナブルー ブルーミラー