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東海CX第4戦 根尾川スポーツ広場レースレポート


photo by kikuzo

東海シクロクロス第4戦 根尾川スポーツ広場のレースレポートです。いつものようにレースというよりイベント全体の運営の総括になりますが、一ヶ月で4レースの企画・運営とiRC TIRE CUPのコースビルド、そして次戦 愛知牧場2Daysの準備でバタバタだったので、今回はコース設営からレースまで経験値が試される大会になりました。
これだけで食っていけたらいいですが、当然しっかり自分の仕事もこなさないといけないので、とにかくこの一ヶ月体調を崩さず乗り切ったことが良かった。丈夫な身体に生んでくれた親に感謝ですね。そして雪が降る最終レースのなかでたくさんのご声援ありがとうございました!

山田会長や地元の議員さんの尽力のおかげで、初開催に漕ぎつけた会場ということで、事前の準備も多く、大会前日にも非常にやることが多く、コース設営当日は杭は全てドリルで穴を掘り、打ち込むという大変な作業でコース設営を終えると身体の疲労感がいつも以上にヤバい。幸い雨予報だった天気は好転し、ボランティアの方も多く参加して下さり、何とか雨に降られず作業を終え、予定通り試走時間までに終えることができました。皆様ありがとうございました!

マイナスから造り上げるシクロクロスレース。これは言葉では表現しにくいですが、本当に多くの方々の尽力のおかげで維持が出来ています。未就学児からマスターズまでと、ここまで多世代が交流できるスポーツはないのでは?!だからこそもっとたくさんの方にこのスポーツを知って欲しい。これこそが原動力かもしれませんね。ローカルの新聞にも掲載頂きました!

そしてレース当日は朝から雪予報のはずがなんと雨…。結構な雨量でどうなるかと思いましたが、試走時間までには降ったり止んだりの状態になり、極寒のなかではありますが、定例となっているキッズ講習会も多くのキッズで賑わいました。
悪コンディションのなかですが、嫌な顔をせずに講師を引き受けてくれるショウゴ君やタクマをはじめとしたユース、ジュニア世代のライダー。自分達がキッズのときにしてもらったことを、自主的にやってくれていて近年力を入れてきたことがカタチになっていることが僕としては本当に嬉しいですね。これこそがファンを増やす根底の草の根運動ではないかと思います。


東海シクロクロス立ち上げのころは小さかった彼らも中学二年生になり、今では東海シクロクロスの次世代ヒーローになっています。ME1に切迫するスピード、とそれを凌駕するスキル。この新しいループを長く続けていくうえでも仕組み作りが大事で、キッズも大人の僕らも刺激をもらうとてもエキサイティングなレース展開でした。ありがとう!

東海シクロクロス ME1ランキング一位の大町健斗君とツーショット!今シーズンは健斗君が慌ただしい僕を気遣ってくれていろいろサポートしてくれていますが、今回は何とオリジナルのサコッシュにあんぱん、おにぎり4つ、バナナ、ジェルを用意してくれました。案の定、早朝から食事や水分補給する間もなくレースを迎えましたが本当に助かりました。広島からいつもわざわざ東海シクロクロスに家族で来てくれました、毎度彼には東海シクロクロスへの愛を感じます。彼は速いだけでないを、体現してくれている。本当にいつもありがとう!!

さてそんなこんなでレースですが、ME1終盤から降り出した雪の影響で、トラブルや低体温症などで脱落するライダーが多くなったなかで、一周目はトップグループで走るものの、疲労感でうまく合わせられずズルズルと後退するものの経験値のみで走り切り、何とか13位フィニッシュ。
なかなか自分と向き合うことができず歯がゆい結果だけど、極寒のなかでトラブルなく完走できただけでヨシとします。たくさんのご声援ありがとうございました!

次戦は1月7日GONZO PARK CRITERIUMです。東海シクロクロスでは全てを伝えることができないけど、GONZO PARK CRITERIUMは僕が伝えたいことが全て詰まったレースになります。昔のような走りは出来なくなったけどまだまだ走って伝えることは出来ると思っているので非日常なレースを楽しんでいきたいと思います。KEEP RIDING!!

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