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東海CX 東郷ケッターパーク iRC TIRE CUPレースレポート

Kikuzo's Flickr 東海シクロクロス2023 第3戦 IRC TIRE CUP | Flickr

いつからか、僕にとって一年のなかで一番重要な一日となったiRC TIRE CUP。実は諸事情により、春の時点で開催できないかも…という僕にとって非常に不安な状況でしたが、支えて下さるたくさんの方の尽力のおかげで7月に許可を頂きこの日から実質、企画がスタート。その日から昨年のエラーを修正するため、コースレイアウトを練りに練り、TOGO KETTA PARK CRITでテストし、たくさんフィールドを歩きまくって、雨が降ったらどうしよう…と不安な日々を送り当日を迎えました。
SNSやメッセージに流れてくる、今回のコース楽しかった!の声、そして長く運営に携わって下さる方々から直接、今回の運営はよかったと連絡もらえたのが本当に嬉しくてやり切ってよかったなと…。このままオーガナイザーだけでは終われないよねということで、しっかりレースも走り切りました。

東海シクロクロス第3戦 東郷ケッターパーク iRC TIRE CUPの総括はシクロワイアードさんが上手くまとめて下っているのでこちらをぜひチェックしてください!

www.cyclowired.jp

2016年から新城市で続くiRC TIRE CUPでは、毎度参加者にスペシャノベルティが付く東海シクロクロスにおいても非常にプライオリティの高い大会になっていますが、ノベルティだけでなく、この字は毎年新製品がローンチされる大会でもあります。昨年のINNER SAVERに引き続き、今年はSERAC CXシリーズのタンカラーの発売が開始されるということで、iRC TIREブースの注目度も非常に高かったです。
今回僕も新製品のSERAC CX TLR タンカラー×INNER SAVERを前後に装着してレースを楽しみました。すでに装着しているライダーの声の通り、通常のBLACKより、さらにしなやかがアップしている感じで好感触。実際のレースでもトラブルなく走り切ることができました。

ircbike.jp

さてレース。一週間前から新城に入り、一人で杭を打ち続け筋肉痛になり、一人でコーステープを巻いて筋肉痛になり、そして当日は朝一番に会場入りして駐車場、マーシャル、運営の指示を出し、もう何の疲れか分からなくくらいの状態で、一週間慌ただしくさせてもらいましたが、最終レースのスタートに立てただけでもラッキーということで、少しでも応援してくださる方の前でレースが盛り上がるようホールショットを獲って一周だけは超がんばりました。
少しは花を持たせてくれたら、と思ったけどみんなマジ(笑) 熊さんとガチで第一コーナーを争ったけど渡すわけにはいかないとコーナリングでしっかりブロックしてダウンヒルセクションへ。

この日の最終レースにも関わらず会場至るところにオーディエンスがいて、昨年の課題だった観戦エリアを作ってよかったな!と走りながら思いました。まだまだアップデートできるのでぜひ来年も開催したい!!
そんなこんなで一周目をトップで走り切り、このまま二周目もトップで走り切れそうだったけど、前戦同様に、東海クロスLOVEな大町健斗君のおにぎり4つとバナナの差し入れのみでレースを走ったのでやはりハンガーノックで、セーブしないと走り切れないと思い、トップ争いをするライダーに先を譲る。レーサーのみならまだまだ戦えるな、と感じるも僕は次のフェーズに来ているのであとはレースを楽しむのみ。一度は10番手くらいまで下がるも、最終周回までうまく立ち回りゼッケンと同じ5位でフィニッシュ。まぁ上出来でしょう!

レース後はすぐに休むもなく撤収作業。東海シクロクロスの運営において、一番ウエイトの高いコース設営とコースの回収と資材。二拠点生活と今新城市で行っている仕事と合わせて、レースのクオリティを下げずに、過去最高にサスティナブルに運営が出来たのではないかと思います。
いつもは片付けだけでも陽が落ちるまでやっているので、今回iRC TIRE CUPでは16時に解散できスタッフにも喜んで頂けました。これも地域や行政が支えて下さるからで、ここに至るまで本当に多くの方に力添えがあったからこそ!
ローカルのキッズもめちゃくちゃ応援してくれるし会場至るところからたくさんの声援をもらい、サスティナブルな大会として運営・企画は無理はしたけどここまでやってよかった。関わって下さったすべての皆様ありがとうございました!!

イメージをカタチに。言葉にするけど実行している人は少ない。だからこそ僕は実行することの難しさと楽しさを表現していきたいし、年老いてもオンリーワンなライダーになりたいと思っています。KEEP RIDING!!