photo by youkan_0045
あっという間に終わってしまった東海シクロクロス2018-19シーズン。終わりよければすべて良しということで笑顔で終われたのが何よりではないかと思います。いろいろありましたがまだまだイメージとは程遠いですが2月からトレーニングを再スタートし手ごたえを感じるレースでした。ということで東海クロス最終戦WNPのレースレポートをお届けします。
ここ数年砂が水分を含み非常にしまった状態でしたが、今回コース設営をする段階で？！例年になく雨も降らず乾燥していたのか非常にサラサラでスキルの差が出るコースへと豹変。こうなるとテクニックはもちろん60分走り切るには機材面も重要で、やはり砂に突っ込んでもよれないOVER DRIVE2を搭載したフロントフォーク、ペダリングをスムースにさせるアシンメトリーなリアステイ構造のGIANT TCX ADVANCED PROとIRC TIRE SERAC CX EDGE & SANDが非常にいい仕事をしてくれる。
そして、今回東海クロス最終戦WNPはWAKO'Sさんも出展されていたのでレース前に洗車&チューンしていただきました。ワンシーズン交換していないチェーンもこの通り！素人の僕がやるより当然仕上がりがキレイですね。駆動系を常にきれいにし潤滑することでかなりパワーが軽減されることが実証されていますがホビーライダーこそ目から鱗のネタが満載。ぜひブースでレクチャーを受ける際は0から10までしっかり聞く・見ることをオススメします。仕上げのチェーンルブ Extremeのおかげでしっかり60分走り切ることができました。
photo by kikuzo
砂はまさに心・技・体。この二つをお伝えする前にレースレポートは始められないくらい重要なファクターである機材面ということで本題へ。まさか4年前に東海クロスがこうなると想像もしていませんでしたが今回遠方からの参加者も多く50名のC1ライダーが一斉にフカフカの砂の第一コーナーに突っ込んでいくということで非常にスタートは重要。当然後ろからのプレッシャーも相当で、第3コーナーまで気が抜けない。
今回のレースはランキング上位にも手が届かない状態なので、人と順位を競うというより自分といかに向き合えるか。その結果としてリザルトが良ければよしということでレースを楽しませて頂きました。
photo by youkan_0045
そんなこんなでスタートダッシュの攻防戦をうまくすり抜け10番前後でゾンビ坂へ。とにかくお世辞抜きでこの区間は遅い！これはどうにもならない事実で、今回レース前に救護に入っている伊神さんにアドバイスを戴き、バイクは担がず押しで砂での走法も教えてもらったのでこれが功を奏したのかここでパスされることも少なく、省エネで走ることができたのも大きく崩れなった要因ではないかと思います。
photo by kikuzo 
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photo by m.hattori
砂でのミスは精神的にも肉体的にも倍以上の疲労を背負う。ここ最近は心拍計をつけずにレースをすることが多いですが、序盤はともかくレッドゾーンに入らないよう心拍計と全体を見ながらレースを運ぶ。絶不調の1月からトレーニングをして間もないので限られたガソリン量でうまくマネージメントしながら極力ミスのないよう淡々とレースを運ぶ。ピットに入ってくれるともやんさんがしっかりラップライムを教えてくれるので後半少し落ちましたが40分あたりまで自分的にはうまくレースを運べたのではないかと思います。
後半もう少し維持出来たら一桁でのフィニッシュも可能でしたが、ここは欲張らず自分のペースで最後まで走り12位でフィニッシュ。前回12月のWNPでは-1LAPだったのでスタートに立った今としては上出来でしょう。
photo by m.hattori
2月から少しずつ無理のないよう筋トレも始めていますが写真を見ると怪我から復活したときの開幕戦と比べフォームは一目瞭然。年末からフラットペダルでトレイルライドばかりしていましたが、これもいい効果だったのかやっと上半身がリラックスして安定してきたような気がします。肋骨を6本折ってちょうど半年、やっと痛みもなく自転車乗れるようになってきたので本当に良かった！
photo by youkan_0045 
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photo by m.hattori
今年は鳴かず飛ばずで総合9位。アッという間に終わってしまった東海クロス2018-19シーズンですが、シーズン終了にして初めてレースした感じ。ケガも治らないまま勢いだけで復帰したので本当に辛いシーズンでした。
辛いと思うから辛い。楽しいと思えば辛いときも楽しい。どちらにしろ遊びで乗ってるんだから言い訳なんて上げたらキリがないけど再び全力で走れるようになったことに感謝ですね。ケガから色々あったけど笑顔で走れる喜び。会場至る所から応援していただきましたがそれがパワーになりました。言葉ではなんとも表現しづらいけどレース中の写真に集約していますね。完全復活まであと少し踏ん張って43歳ですが来シーズンももちろんC1にチャレンジします。レース中沢山のご声援ありがとうございました！！
バイク GIANT TCX ADVANCED PRO
サイコン GIANT NEOS TRACK ホイール
F & R sfiDARE 38㎜ PASSERO DISC (セカンドバイクは前後ともにGIANT P-CXR1 WheelSystem)
メインバイク F IRC SERAC CX EDGE 1.5bar、R IRC SERAC CX SAND 1.6bar
セカンドバイク F IRC SERAC CX EDGE 1.5bar、R IRC SERAC SAND 1.6bar
アイウエア CLT SychriイーグルビューXLレンズ
ウエア SUNVOLT S－RIDE CXワンピース
シューズ SIDI TIGER
メルメット GIANT REV ASIA MIPS
ソックス GIANT RACE DAY SOCKS
補給食 Athletuneエナゲイン、エナゲインプロト(レース前20分、レース直前エナゲインプロト)
ケミカル WAKO'S CHAIN LUB Extreme
