IRC TIRE の人気MTBタイヤMIBRO for MARATHON TUBELESS READYがリニューアルされました。ロゴデザインが変わっただけでなく今まで29erについては2.0だったサイズがボリュームアップされ、2.1と2.3と2種類から選べるのでロングディスタンスのエンデュランス系レースだけでなくトレイルライドまで網羅します。
ここ最近のIRC TIREは山遊びに特化したものが多く、XCが名がつくモデルもハードなライディングにも耐えうるラインナップになっていて、スタイルに合わせてチョイスできるので遊びの幅も広がります。
国内と国外のフィールドの違い。ついつい海外の進化し続けるフィールドやコースで使われる機材に目が行きがちですが、日本のフィールドでいえばこの20年そこまで進化していなく、海外のようなバームやジャンプなど人工セクションなどショーアップされたXCコースはほとんどなく、ここ最近MTBにおいてはレースより山遊びをするライダーが増えているような気がします。
日本のフィールドに目を当てるとSDA in 王滝など日本ならではのグラベルを走る専用アイテムが必要でセンターノブやサイドに張り出したサイドノブはエンデュランス系バイクにおいて止まる、曲がるを安心して行える。今のバイクは持っているスキル以上のスピードで走れてしまいますが、基本の動作は速く走るうえでは非常に必要で、安心して100kmを走れるのではないではないかと思います。
ここ一か月、様々なフィールドでMIBRO for MARATHON TUBELESS READY 2.3を使って遊んでいますが、タイヤサイズとノブがサイズアップしたにも関わらず軽量化されているので前作より低圧で使用できるのでトレイルバイクに履かせても安心して下れます。
昨年プロトを使わせてもらっていたけど製品はさらに軽くなっているのと、この手のタイヤとしては6,600円と価格設定も非常によくぜひともアップダウンの多いロングディスタンスのトレイルライドで使っていただきたい。
個人的にはここ最近やはりレースよりトレイルライドにシフトしているのでフロントにTANKEN、リアにMIBRO for MARATHONなセッティングでロングトレイルライドを楽しもうと思っています。トレイルライドは今が一番いいシーズン。ぜひMIBRO for MARATHON TUBELESS READYを試してみてください!
最後に新製品の紹介というと大人目線になってしまいますが、実はMIBROシリーズは24~26インチまでキッズバイクに適応するサイズもラインナップされています。MIBRO for MARATHONのようなオールラウンドに楽しめるタイヤというとMIBRO-Xでしょうか。うちの子も春に小学6年生になりますがジャストサイズのバイクに乗るという点から、フレームやフォークは昔のものを使えるけどタイヤは劣化するので26インチのタイヤがラインアップされているのは本当に有難い。
スポーツに特化したアイテムだけでなく小径車や車いすのタイヤなどもリリースされているIRC TIREの製品を今一度チェックしてみてください!KEEP RIDING!!
ircbike.jp
photo by dsk24 & damonde yamada