HATCH DIARY

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東海クロス おおが城山公園 レースレポート

いよいよ東海シクロクロス2023-2024シーズンがはじまりましたね。長かった!選手だった僕がオーガナイザーという大役を請け負うことになり3シーズン目。全日本という大きな大会を終えた昨シーズンから全日本のレガシーが残せるイベントにするため、開幕戦となるこの日が来るまで淡々と準備をしてきて、フタを開くまで不安しかなかったですが、当日は車連の皆様のスムーズな業務に安堵し、新しい企画にチャレンジするなかで、大きなトラブルも起こらなかったので最終レースとなるマスターズ1のレースを走れせてもらいました。

写真は東海シクロクロス オフィシャルカメラマン Kikuzoこと前川君のFlickrから!

Kikuzo's Flickr 東海シクロクロス2023 第1戦 おおが城山公園 | Flickr

 

レースは準備で90%決まる。イベントの運営もそう。

シーズンオフだからこそ、一日の大半は東海シクロクロスの運営のことを考えているので、自転車乗るのはやはりトレーニングモードというより、ストレスを開放するリラックスする時間として捉えてダラダラと乗っているので、年々フィジカルは衰え、皆さんが期待するような走りは出来ないですが、やはり今後東海シクロクロスを東海の自転車文化の軸にするためには、僕が走る意味はあると考えています。
最終レースというのもありますが、快くスタッフの皆様が僕を走らせてくれるのは感謝しかないので、逆に下手な走りは見せられないので気合は入りますね。

www.tokai-cyclocross.com

ハードで考えれば、シクロクロスはトレンドであったかもしれませんが、僕はそう捉えず、過渡期であるここからが、日本のサイクルカルチャーにおいて重要であると考えています。
今シーズンはたくさんのスポンサー様が大会を支えて下さるなかで、関市の保津川診療所様が東海シクロクロス一番のスポンサーとして、毎大会ごとに医者と看護婦が在中してくださることになり、医療面で参加者全員をサポートできる体制ができました。医療体制を整えることが大会を大きく発展していくうえでは非常に重要ですが、これは今シーズン一番のホットニュースであったりします。


そんなこんなで、もはや支える側として選手とは違うマインドになっているのはご存じかと思いますが、東海シクロクロスが立ち上がった当時は自転車レースがそこまで好きでなかった我が子も、東海シクロクロスにおいて、独自のスタイルで知って頂けるような存在になり、チームのキッズ達の憧れのライダーとして、シーンを引っ張ってくれている。
これが本当に大きくて、タクマの成長のおかげで自分が全てをやらなくても済むようになったのも、リザルトには拘らずリラックスしてレースに出られてる一因でもあります。

東海シクロクロスにおいては自分の想いはいろいろありますが、ここでは割愛するとして、みんなが開幕戦で緊張しているのか、ホールショットを獲ってしまったけど血気盛んなマスターズ1ライダーを背中に背負って走ると40分走り切れないので第一コーナー前で筧さんに先頭を譲り、着いていけるところまで走りましたが、ポディウムにのるには足りないものばかり。
騙し騙し走り5位と、準備ができていないなかで悪くはないリザルトを残せたのはよかったかな。でもやっぱり表彰台にはのりたいので、ここから最終戦までどうやったらミッション達成できるかしっかり考えていきたいと思います。やっぱりホームの新城ラウンドでは子供達にもいい走りを魅せたい!


photo by Kikuzo

レースなので速く走ることも大事だけど、絶対に遊び心を忘れてはいけない。

自分のことは全て後回しになっているので、レースに集中できる環境ではなく、頑張っている選手を見ているとやっぱりモヤモヤするしカッコいい走りはできないけど、それでもオーガナイザーとして僕が走ることで何か伝えられると思っています。
自転車は多世代交流できて、生涯スポーツである。今シーズンもレース運営、ブース、レース参戦とマルチに活動していくので応援よろしくお願い致します!

KEEP RIDING!!