HATCH DIARY

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次世代につなぐ

いいレースだったのでもっともっとたくさんの人に観てもらいたかった。僕らはここ数年これが観たくて努力してきた。JCFシクロクロスシリーズ第3戦 GISALLO CUPに関わって下さったすべての皆様本当にありがとうございました!
さて、僕自身もフィールド造成やGONZO PARK CRITなど様々な取組みのなかでキッズ、ジュニアへのスキルアップのアプローチをしていますが、今回東海シクロクロスでは、週末のJCFシクロクロスシリーズ第3戦 GISALLO CUPでも独走で勝利をおさめた織田聖君から事前にリクエストをもらったのでJCF CXシリーズ参加のユース、ジュニア対象にレーシングスクールを開催してもらいました。



聖君は金曜日から現地入りし試走を重ね、砂だけでなく、木の根っこ、岩の位置も全て把握しているので、レース前の彼らにとって本当の意味でのレースイングスクールになりました。シクロクロスはどちらかというと、思考はダウンヒルに近い競技で、総合力が試されます。この時間はエリートもたくさん走っていたけど、聖君がレクチャーする場所でリム打ちしたり、尖った岩を踏んだりと…。この試走という作業は非常に地味な作業ですが、この積み重ねが目に見えないタイム差に繋がります。

フィジカルも含めWNPはもっているスキルを丸裸にするサーキットで、実際エリート、U23ともにBMXをバックボーンにもち、シケインをバニホする選手がどちらも優勝。
ここ数年で確実に日本においてもシクロクロスの概念が変わっていて、中学一年生でもレース中心拍が上がった中でも30㎝のシケインを余裕で越えていく。彼らは速いだけでなく、カッコいいライダーに憧れる。いい流れです。
この年齢の子達はとにかく自転車を楽しむこと。BMX出身 現役トップのライダーの言葉に重みがある。いいスクールでした。聖君優勝おめでとう!そしてありがとう!!



さて、JCF CXシリーズが終わって余韻に浸る間もなく、すぐに今週末のiRC TIRE CUPの準備へ。同じシクロクロスのレースですが、対局にあるイベントで、さらに地域に根付いたイベントを目指します。 なぜサイクルスポーツが日本で普及しないのか。それはサッカーや野球のような専用フィールドがないからで、昨今スケートボードが一気に市民権を得たのはやはりフィールドがあるからこそ。今回新城にできたフィールドでの開催ということで非常に楽しみです。失敗を恐れずチャレンジしていきたいと思います。KEEP RIDING!!

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