HATCH DIARY

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IRC TIRE CUPレースレポート

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スポーツにはホームというものがありますが、僕にとってヒト、モノ、コトが繋がるIRC TIRE CUPはまさに僕にとってホームレースといっても過言ではありません。今回IRC TIRE CUPが開催されるにあたり、今までとは違った立ち位置で活動してきたので実はエントリー数が昨年より大幅にアップし天気も快晴だったことに安堵し、その後の市内向けの体験会やコース設営などで身体も心もエンプティ状態。
すでに僕の職務は全うしたので当日はすでにレースはもういいかなというくらいな満身創痍な状態でしたが、レースを走ればそこには家族はもちろんDTTに参加してくれるキッズや新城の方々に応援していただき何とか気力でレースを走り切れました。ということで、レースレポートをお届けします。

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さて、僕がこの新城で新たな活動をしているのは皆さんご存じかと思います。このふれあいパークほうらいは開幕戦の平田同様に限られた空間と制約があるので4回目となる今回はせっかく僕がここで活動しているので何か味付けはできないかと思っていました。
実はふれあいパークほうらいでマウンテンバイクの施設ができないかという案があり、春から夏にかけ何度も現地調査を繰り返しましたが地形と条件が噛み合わず断念。その際に階段にスロープを付けたらいつもと違うレイアウトになるのではと思いつき、すぐにコースプロデューサーの筧さんに確認し、いけるんじゃない!ということでキッズも走り応えがありスピードが上がるエキスパートは手こずる今回のコースが出来上がったわけです。
限られた空間と制約があるなかでキッズからエキスパートまでが楽しめるコースとは言葉では簡単に言えるけどそれが非常に難しいのは一緒に活動していて僕自身も感じますが今年は実現できている気がします。ここは筧さんのコースプロデュース能力が回を重ねる毎にパワーアップしているのを感じました。
これがまさに東海らしさであり、そこにオーディエンスも楽しめるテントエリアや応援エリアが設置され当日ライダーとオーディエンスが会場に入りYKO君のMCと東海クロスの円滑な運営が加わりはじめて東海クロスが完成される。何一つ欠けてもダメなんだなと今回の盛り上がりをいろんな角度から見て改めて感じました。

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語りたいことはたくさんありますがレポートと逸れてしまいそうなのでレースへ。定刻通りの号砲とともにスタートしたC1レースですが、そんな満身創痍で出し切った状態だったのでまさかの得意なスタートを失敗し10番手くらいに埋もれる(笑) ハッチなら大丈夫だろうとせっかく僕の後ろを指名してくれたGIANT斎藤さんに申し訳ないことをしてしまった。

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スタートのバチバチを潜り抜け2周回目までは何とかトップ集団に着いていくもこのままのペースでは無理だと思いペースダウンしトップから10秒差くらいの位置で走るとこの日は体調が悪かったのか山中さんがこぼれてきたので、何とか山中さんに回復してもらおうと思ったけど4周目あたりで山中さんはドロップ。ここからは一人旅になってしまったので集中してトップ集団からこぼれてきたオッチー君とシュータを目標にペースを下げないよう淡々と走る。この局面が非常に辛くて残り周回数を見るとあと6周とか…。ここには会場至るところから声援をいただいたので何とか持ちこたえることができました。

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家族、キッズ、仲間をはじめたくさんの方が到るところから声援をくれたおかげで、常に前を見ることができ何とか2人にドッキング。このパックで走ることによりグループは活性化しまたバチバチが始まる。できればこの集団を切り離したい。僕はこの時点でエンプティに近いのでどうやりくりか非常に考えながら走りましたがそれはみんな一緒なのを感じたのでとにかくミスのないようコーナー一つ一つを丁寧に走る。

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そして粘った甲斐もあり二人をラスト2周で切り離すことに成功。しかし常に見える位置に二人がいるのでワンミスで追いつかれる状況のなかでここまで集中してレースをしたのはいつぶりだろうかというくらい本気で走り最後は4位でフィニッシュ。もう上出来でしょう!IRC TIRE CUPの準備で満身創痍のなかここまで走れたのはやはり今僕が新たな活動をはじめた新城でいつも僕らのバイクライフを支えてくれるIRC TIREさんの冠のイベントだったからでしょう。キッズや新城の方の応援は本当に力になったし何より家族の支えがあっての今の活動なのでそれを形として家族に表現できたのが何より。来月で44歳を迎えますがこの応援がある限りC1で走り続けることができそうです。次回WNPはしっかりリカバリーしてもっといい走りを。皆様本当にありがとうございました!




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バイク GIANT TCX ADVANCED PRO
サイコン GIANT NEOS TRACK
ホイールF & R sfiDARE 38㎜ PASSERO DISC (セカンドバイクは前後ともにGIANT P-CXR1 WheelSystem)
メインバイク F IRC SERAC CX 1.8bar、R IRC SERAC CX EDGE X-Guard 1.5bar
セカンドバイク F IRC SERAC CX 1.8bar、R IRC SERAC CX EDGE X-Guard 1.5bar
アイウエア CLT SychriイーグルビューXLレンズ
ウエア SUNVOLT S-RIDE CXワンピース
メルメット GIANT REV ASIA MIPS
補給食 Athletuneエナゲイン、エナゲインプロト(レース前20分、レース直前エナゲインプロト)
ケミカル WAKO'S CHAIN LUB Extreme