部長に誘われてタクマが小1の時に生まれて初めて出たレース『白馬JOC ジュニアオリンピックカップ』。あれから3年が経過しましたが当時、最下位から数えた方がいいくらい全然順位は良くなかったけどロケーションも相成ってよほど印象に残っているのか、毎年あのレースまた行きたいなと言ってくれる。こういう思い出って自転車ならではの体験で親としても嬉しいですね。3日間の白馬トリップから帰ってまた自転車乗りたいって昨日も夕方自転車に乗りに行きましたがこうやって子供とコミュニケーションが取れるのはいつまでだろうなんて、シミジミ考えてしまう。僕も大好きな自転車なのでやはり子供との自転車は競技として速くではなく生涯レジャーとして日本一自転車を楽しむファミリーを目指したいですね。
今回僕のレースは少しおふざけで出てしまったので割愛させて頂き子供のレースのレポートを中心に。レースはギリギリにエントリーしたので最後尾。人数を見てタクマには申し訳ないことをしたなと思い、我武者羅に試走をする子供たちに触発されていたけど暑いし体力消耗をするのでただ走るのではなく、レースを想定したラインをシミュレーションしたり戦略的なレースの楽しみ方をいろいろレクチャーし下りのラインや楽なラインを走り前日、当日4周回。
レースは4列目ということで、2列目3列目に蓋をされて残念ながら先頭と離れてしまう。ここから親の僕らはただ見守るだけなので応援しかできなかったけど確実に着実に前を走るライダーを抜いていく。
photo by damonde yamada
photo by damonde yamada
上位はほとんどSPDシューズですが、うまく砂利でトラクションをかけれないのかタイヤをジュリジュリ滑らせて登っていくなかGONZO PARKでの遊びのライドが活きているのかフラットペダルでもしっかり路面にトラクションをかけて登っていく。
1周目で10位までジャンプアップし残り途中チェーンが外れた(あとから松井さんに聞く)ようだけど自分に復旧させて半周で7位まで上がる。
そして更なるジャンプアップかなと思ったけど再びチェーンを外してなかなか復旧できなかったようなので最後は諦めずランニングで9位でゴール。
今回シリアスなレース会場に連れていき実はかなり不安だったけど結果子供の成長が見れて良かったかな。子供は大人以上に色々考えて行動しているし今回子供は120%頑張ってたけど、レースのエントリーや2回のチェーントラブルなど親のミスでレースをさせてあげられなかった。でもゴールして泣かずにこの出し切った爽やかな顔していたのは本当に勇気付けられた。子供から学ぶ事は本当に多いですね。今回は久しぶりな遠征でしたが多岐にわたり詰め込んだトリップだったけどいろいろ勉強になりました。やはり子供は僕の活力。またチャレンジする？と聞いたらとりあえず考えるといったので来年はどうかな。何はともあれ一緒にいつも自転車に乗ってくれてありがとうと彼に言いたいですね。感動をありがとう！
