HATCH DIARY

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GONZO PARK CRITERIUM Round1 エントリーは本日12/11から!

東海シクロクロスもシーズン真っただ中ですが、1月からGONZO PARKにて、GONZO PARK CRITERIUM 2024シーズンが開幕します!このイベントも4シーズン目。2024シーズンも未就学児から大人まで気軽に楽しめるイベントを目指します。
開幕戦は1月7日で、エントリーは12月11日(月)21時から。午後からは東海シクロクロスオーガナイザーHATCHが限定15名でシクロクロススキルアップスクールを開催致します。バイクのポジションからシクロクロスで実践的に使えるテクニックをお教え致しますのでぜひご参加下さい。

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photo by kikuzo

GONZO PARK CRITERIUMを続ける意味

レースをベースに考えると、日本の環境でいえば、様々な要因がありますが、どうしてもフィジカル>テクニックになってしまいます。自転車普及競技とされるAJOCC加盟の東海シクロクロスも嬉しいことに参加者が増えて、立ち上げ当初より格段にレベルも上がり、ここから強化選手が出るなどいい結果もありますが、逆に気軽に参加してください!というイベントではなくなってきました。
いち早くそれを感じ、4年前にGONZO PARK CRITERIUMをスタートさせて、大人だけでなく子供達の声をしっかり聞きながら今シーズンは東海シクロクロスにおいてユース、ジュニアの単独カテゴリーを先駆けて作らせて頂きましたが、少し効果を感じていますしやはりやってきたことに手応えは感じます。

プレ大会として2013年に東海シクロクロスが始まってから10年が経過し、多くの子供達を見てきましたが、自主的に自転車を楽しんでいる子がどれくらいいるのか。競技者を増やすことも大事だけど、それ以前にいかに自転車を楽しむ人を増やすか。僕は後者だと考えます。
自分も30年近く自転車を続けていますが、変速、スピードコントロール、路面の把握、コーナリング、ポジショニングなど同時にいくつもの動作を行わなくてはいけないし、路面も常に同じ状況(アスファルトを含む)ではないし、とにかく自転車って操作するのが難しいんです。自転車が上手いと言われる人は洞察力が高く、日々トライ&エラーを繰り返し、経験値を上げることで、同時に様々な動作を行えるから、ロスが少なく結果速い、になります。
こんな複雑な動作をいきなり東海シクロクロスに参加する子供達ができるのか。逆を言えば嫌いになってしまう可能性を上げてしまうのでは?!どんな理由であれ、しっかり難しい乗り物だと伝え、せっかく始めてくれた自転車をゲーム感覚で好きになって欲しい。

レースの前に子供が主役になれる自転車環境で、僕ら親と少し切り離した子供達独自のコミュニティを作っていく必要があると考えています。

僕が伝えたいのは、フィジカルなんて本当に自転車が楽しければ言わなくても自分で頑張るんだし、身体も頭も柔軟な幼少期しか身につけることができないテクニックをまずはレースに出る前に自転車を楽しむために身につけて欲しい。そして、親御さんに理解して欲しいのが、子供は身体が小さい、体力がないから大人より重く、ギア比が低いバイクだから出来ないだけで頭では分かっているので、親はそっと見守ってあげて欲しい。そして自転車を自主的に楽しみ、それを通して人間力を高めて欲しい。



基礎となる自転車のテクニックは遊びながら反復練習ができる常設コースで行うのが一番安全で近道。自転車はコニュニティーツールで、常設のフィールドでは多世代での交流もできるし、レース以外にもたくさんの楽しみ方があります。GONZO PARKにはその環境があるから、それを伝えたくて、それを理解してくれるGONZO PARKだからこそレースをやっています。
もしレースを辞めてしまっても自転車楽しいと思って大人になってくれる子達が増えたら、僕ら大人も刺激をもらえるしただ単純にハッピーです!僕はきっかけ作りくらいしかできません。この活動は協力者が多ければ多いほど僕らの環境が良くなっていくと思いますので、引き続き応援よろしくお願い致します。

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