毎月のルーティンだった平田クリテもコロナ禍でもはや日常ではなくなり、この2年で自分のベースになっているマウンテンバイクにシフトしていくなかで、ロードレースに対するモチベーションというのは以前ほどは残念ながら上がらない。さらに追い打ちをかけるようにブース出展の禁止。そして当初から一緒に活動していた筧さんもいなくなった。
でもこの平田クリテにいる理由はたくさんある。子供が平田クリテやDIRT TIME TRIALを自らの意志で楽しむようになり、チームメイトに会えるし毎度開催を楽しみにしているイベントであるとともに、子供が自分の背中を見てそうなったからこそ一番伝えることが難しいこの競技を伝えるためにもここで真剣に乗る必要がある。残念ながら過去最高の体重を記録したこの夏…。もう年齢も年齢だしC1には戻れない。むしろマスターズのレベルの高さに何度もちぎれそうになっていますが、再び自分を見つめ直し平田クリテを楽しみたいという気持ちになっています。前回7月からダイエットをはじめ-4kgの体重になり少しは動けるようになってきたかな。やっぱり平田クリテは面白いです!
日々のトレイルディグでほぼ身体がやられているので正直トレーニングの質は非常に悪いですが、いよいよシクロクロスも始まるしということで、まずは今の課題を克服するため7月からベースアップを始める。今回のマスターズは常にアタックやけん制が入るレース展開で、
逃げには加われなかったけど前々で展開出来て何とかトレーニングの効果が体感できたかなと思います。3度ほど千切れそうになったのでここは位置取りも含めて要修正ですね。リザルトは10位くらいかな。とにかく平田クリテのマスターズは年間表彰で賞金も出るししっかりレベルが高い。
再来週10月31日は再び平田クリテが開催されますが、今回のレースの反省点を活かしもっとレースを作れるような走りがしたい。レース中たくさんのご声援ありがとうございました!
今回の平田クリテはマスターズも含めて目の前で落車があったり、落車しそうになったりというシーンに2度出くわしました。U16も落車が多かったし、前回7月もゴールスプリントで大きな怪我をする落車を目の前で見ましたが、自分は目の前で起こる落車に対して冷静の対応出来たのもやはりマウンテンバイクで培ったテクニックがあったからこそ。過信など一切したことがない。落車しそうな人のライン取りはコーナーへの侵入速度も含めてやっぱりそういうライン取りをしているので後ろを走る僕も事前に回避できます。
平田クリテはコーナーさえ気を付ければ比較的落車の少ないレースなので、やっぱりスピードをコントロールするスキルはケガの抑止という観点からも大事なバイクを守るという観点からもぜひ身に付けて欲しいなと思います。ダートは笑って過ごせますがアスファルトは笑って過ごせいない。大事な家族もいるしケガで仕事出来なくなったらそれこそ本末転倒。
平田クリテの後に開催しているDIRT TIME TRIALはロードバイク(ダートなので汚れますが)でも出ることができるのでスキルに自信がない方はぜひご活用下さい!