HATCH DIARY

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BBを感じろ

BBを感じろ!子供の成長日記として使っていたハッシュタグでしたが、息子には必要がなくなってきたので、しばらく使っていなかったですが、ここ最近GONZO PARK CRITや東郷マウンテンバイククラブで基礎をレクチャーすることが多く再び活用するキーワードになってきました。
写真のライダーはチームメイトの熊さんですが、元ダウンヒルライダーで4Xではずっとライバルだったし、今でもシクロクロスでライバルでもある。20年以上のお付き合いになるのかな。目線、ポジション、肩の脱力感とさすがな感じ!まさに見本となるBBを感じているフォームですね。


タクマはタクマで幼少期からGONZO PARKで遊びながら基礎を身につけてきたので、念願の360°をメイク。僕らの目指すところはやはりボーダレス。難しいことは抜きにして、アクション系もエンデュランス系もカッコいいと思います。
どうしても既存の考え方だとジャンルで区切ってしまいますがBBを感じられるボーダレスライダーが増えることでシーンにも厚みが出てくるのではないかと思います。フィジカルがあれば何度も決めたいトリックにもチャレンジできるし、スキルがあれば一際カッコよくレースを楽しめる。年齢、ジャンルの垣根をとって楽しんでいきたいですね!

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さて、本題ですが今でもよく見てもらっている『GONZO PARKでプッシュプルを学ぶ』にも出てくるよう地面とタイヤの接点というのは本当にわずか。BBを感じろ!といっても本人の反復によって得られるフィーリング的な感覚ではあるので、文章化が難しいですが、わずかの接地点で、そもそも不安定な二輪車のバランスをとるのがペダリングだったり、プッシュプルによる自転車の推進力だったりします。そして全ての自転車競技において必要になってくるのは基礎となるプッシュプル。これがマスターできればさらに効率のいいペダリングが得られることができます。

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プッシュプルはシンプルですが非常に難しいテクニック。地味なので蔑ろになりがちですがジャンプ、ロール、コーナリングと全てのテクニックの基礎となります。これはロードバイクも然り。これができないということはタイヤと地面の接地を全く感じておらず、なんとなくバイクに乗っているということになります。
バイクの中心はシーソーのようにタイヤの接地面と凹凸で常に移動します。ブラケットハンドル、サドルが高くても基礎さえできればマウンテンバイクでなくてもジャンプが出来るようになるし、トラブルも格段に減ります。
グローバルでいえばダートでも活躍する選手がロードレースで勝つのが当たり前になっています。フィジカルを活かすためにも国内のロードの選手もぜひパークを活用してスキルアップをしてほしい。身体の柔らかいキッズのうちに遊びながら身につけてください!


JBCFのJ PRO TOURでは常に逃げグループで上位の成績を残している小山君にもマウンテンバイククラブでスキルアップのレクチャーをさせてもらっていますが、右利きということでスタンスをグーフィーからレギュラースタンスに矯正して、3回目のレッスン。上半身がまだリラックスできていないですが、1回目から考えるとよくなっています。東郷マウンテンバイククラブでは自身もスキルを学び、キッズ達にその経験を伝えて欲しいしロードだけでなく、シクロクロスなどマルチに活躍してほしいですね。

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