取り巻く環境のおかげで、近年自転車専用のパークが増えてきていますが、スキルアップをベースにしたパークは実は少ない。GONZO PARKはスキルアップパークだからこそ、毎月施設を貸切りGONZO PARK CRITERIUMをする意味がある。全日本チャンプ一輝君はじめ東海地方のグラビティ系ライダーが強いのは彼らがキッズ時代からGONZO PARKがあったからと言っても過言ではないと思います。
昨今、自転車競技においてテクニックが重要視されるようになりました。もう長くこれを提唱していますが、いよいよ避けて通れないって感じで、特にまだ身体も考え方もニュートラルな状態のエンデュランス系のキッズライダーにはパークを使って反復してスキルアップしてほしいと思っています。テクニックを身につけた先にはライドの幅も広がりますし、バイクトラブルやケガも最小限に抑えられると思います。
もし本当にお子さんに自転車競技をやらせたいのであれば、目先のリザルトではなく、長期的に考えて、自発的に楽しいと思える環境を作ってあげてください。本当の意味で競技をやらせるのは高校生になってからでもいいかもしませんね。EFの中根君も本気で競技を始めたのは大学生になってからです。それまではサッカー少年だったのでいろんなスポーツや遊びをするのもいいと思います。
子供は頭がいいです。頭では理解できていても、大人のバイクと比べると重いし、身体が小さく、体力もないので出来ないのが当たり前です。ついつい感情が表に出てしまうかもしれませんが、出来なくても怒るのではなく褒めてあげる。怒られたことは一生記憶に残ります。これは大人も子供も同じではないでしょうか。次世代に環境を残していくには僕らがまず優しくなることではないかと思います。
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GONZO PARKの遊び方はこちらの動画でチェックできます。アスファルトのパンプトラックでバイクを進めさせる感覚を身につけたら、その先にはレベルにあったセクションが多数あるのでぜひチャレンジしてください。全てができるようになった先には誰もが憧れるジャンプやウイリーが身につけられるかもしません!うちの息子もGONZO PARKに通い4年生くらいからバックサイドまで届くジャンプができるようになりました。
ユウタ君の各種スクールもあるのでさらに本気でスキルを身につけたいのであればオススメです。彼は教員の免許も持っているので子供達へのアプローチもプロフェッショナルですよ。
GONZO PARK CRITERIUMを定期開催し始めて半年、春から参加してくれるライダーはみんな身体も使い方も柔らかくなり確実に上手くなっています。思っていた以上に多世代による交流もあり、コースも荒れなくなったし、落車もほとんどなくなった。これから始まる東海シクロクロスも楽しみですね。ラスト2回よろしくお願い致します!