フルオーダーの高級グラベルバイクを買ったのになぜすぐに乗らないんだ!とクレームをいただきましたが、如何せんなかなか乗る時間を作れないので近所を走るくらいでまだインプレできるほど走っていないので今週しっかり走ってPart4としてお届けしたいと思いますので今しばらくお待ちください。
今回Shin君にオーダーしたバイクはフレーム自体にも拘りましたが、せっかくのオーダーフレームなので自分の走りを体現すべくパーツも選びました。価格も倍以上だしぎりぎりまで迷ったパーツであるMAGURA VYRON ELECT。GRAVEL BIKEになぜドロッパーポストでしかも30.9で高価なワイヤレスなのか。実はいろいろ理由がありますが単純に機材として凄い!
MAGURA VYRON ELECTは画像でもわかる通りワイヤーがなくワイヤレスでドロッパーポストをコントロールします。市販のグラベルバイクやXCバイクは基本27.2幅のものが多くそもそも選択肢が少なかったですが、マウンテンバイクでは定番の30.9幅にすれば選択肢も広がるということで30.9幅でShin君に依頼。
当初30.9幅はフレームが固くなるので?と言われましたが乗ってみるとそうでもなくファーストインパクトは悪くない感じ。まだしっかり走っていないのでここはもう少し乗ってみてフィールイングを確かめたいと思います。
さてFAMILY ON BIKESを推奨する僕としてまず一番の要因としてMAGURA VYRON ELECTを選んだのは子供のバイクと今乗る自分のマウンテンバイクと3台共有できること。キッズバイクのほとんどが30.9幅につき子供とマウンテンバイクでライドするときはほとんど手間なくドロッパーポストを交換できる。これはあまりメンテができない僕にとっては価格以上に大きいメリットですね。
いつも大人はズルいとトレイルに行く度に言われていましたが、これでファミリートレイルライドでの問題は一つ解消されたのではないでしょうか。先日のライドでも新しいパーツにご機嫌ですぐに使いこなしていました。そういう意味では高価だったけど購入した価値はありました。これからは一家に一台MAGURA VYRON ELECTになるのかな、なんて。
Gravelバイクとしては必要なのか?という点においてはアップダウンのきつい東海の山を走るのに油圧ディスクブレーキと合わせて必要だと思いますが、今後本当に必要なのか、使用頻度も含めて検証していき生き字引になればと思ます。
今現在コクピット周りはまだ全くポジション出してないけど流石オーダーで1番こだわったジオメトリーなので前のバイクと比べるとフロントアップがめちゃくちゃやりやすいです。30cmも楽々ツーホップ(ドロッパーは下げていません)出来ました。とにかく面白いバイクなので山で走るのが楽しみです。