HATCH DIARY

365DAYS。スポーツウエア・アクセサリーの製造、卸売をはじめイベント企画などを主に業務としているHATCH(ハッチ)です。 カスタムオーダーなどお気軽にご相談ください。https://www.hatch18.com

東海クロス第3戦WNPレースレポート

DSC_0871photo by kikuzo

東海クロスが日本のレースシーンにおいて自信を持って誇れるサーキットであるWNPことワイルドネイチャープラザ。C1のトップ層なら90%以上が走れる砂ということで愛好家も多いということで、走るのはもちろん観るという点でも最高の会場となっているのではないかと思います。とにもかくにもコロナ禍のなかでここでたくさんの応援をいただいて走れるだけでもやはり幸せであるな、と。はっきり言ってしまうと今年はなかなか自分のレースに集中できる環境ではないですが皆様のおかげで楽しめました!

f:id:hatch76:20201220194806j:plain

せっかく骨折は治ってきましたがレースウィークは日々のトレイルの整備と前回第2戦によるコース設営で痛めてしまった肘の痛みと疲労でもはやレースを走れるコンディションではなかったでのDNSを考えましたが、やはり頑張って走った子供を観たら僕のレースも楽しみにしてくれていたので辞めるという選択肢はないなと思い、出走を決めました。
うまく凹凸を繋げば気持ちよく走れる森区間砂丘をクロスするレイアウトであるWNP。どうやってこのコンディションで60分のレースをまとめるか。それのみを考え当日のレースまでのプロセスを楽しむ。砂を主体に考えると森区間が攻めれないし森区間を主体に考えると砂が上手く走れないし個々の能力を問われるということで、やはり試走とタイヤのセッティングとスタートは非常に重要となりますが、今年はリザルトがよくなく3列目の出走ということで、まずはスタートに集中する。

DSC_0580

photo by kikuzo DSC_0589-2 photo by kikuzo159A6044photo by M.hattori

平田クリテで走っている若い子達も沢山C1に上がってきてくれたしそろそろ潮時ですかね…。一列目に自分がいない寂しさ、なんてね(笑) それはさておきスタートで沈んだら無駄な体力を使い埋もれてしまうのでライダー心理と試走で試したラインをトレースし体力を使わずスルスルっと抜け出し6番手までジャンプアップ。
画像でもわかる通り1列目、2列目のライダーは好位置でスタートしているけどみんな最短ラインをチョイスして右で詰まっています。そして僕の走るストレートから第一コーナーまで左側はガラ空きでしかも路面が硬い。こういうところをレース直前に歩いてチェックするのも試走の一つの作業だと思います。こういうスキルを身につけるとシクロクロスレースは面白いです。
そんなこんなで、ここが今回の僕のレースのハイライトでしょうか(笑) あとは自分との闘い。あくまでほかのライダーは指標で60分走り切れるようしっかりマネージメントして抜いたり抜かれたりを繰り返し14位でフィニッシュ。

DSC_0917 photo by kikuzo DSC_9931 photo by youkan_0045IMG_9798 photo by M.hattori 159A6339 photo by M.hattori IMG_0207 photo by M.hattori DSC_1046 photo by kikuzo

レースを走る前から力が入らない状況でこのコースで頑張れたのは無駄にフロントが42Tだったからかもしれません。あえてそこは変えずにチャレンジしましたが乗れるとこ、乗れないとこの見極めが瞬時にできたことで最低限の目標であった同一周回でレースを終えることができた。42Tじゃなかったら気持ちが切れてスピードは維持できなかったんではないかと思います。ミスも多かったけどとにかく無駄なく走れたのは評価したい。
東海クロスも2020-2021シーズンも残り半分。やることが多くなかなか自分のレースに集中できない状況が続きますがレース自体は非常に楽しいので次戦はいい走りができるよう調整したいと思います。会場至るところからご声援ありがとうございました!

タイヤ F IRC SERAC EDGE 1.60bar R IRC SERAC CX SAND 1.60bar
ホイール Shimano RS770
シューズ LAKE MX332 SUPER CROSS
アイウエア CLT Sychri イーグルビューXL
ウエア SUNVOLT クロスワンピース
補給食 ATHLETUNE ENERGAIN