今現在僕もチームもイベントやレース活動を自粛していますがなんだかんだで早一か月以上が過ぎました。一か月前は楽観的に考えていましたが状況は残念ながら刻々と悪化しているのが現状で、打開策がないなかで今自分は何ができるのか、そればかりを考える毎日です。
そんななかレース活動やイベントとは違ったスタンスで地域の資源を再発見し地域の方といっしょにフィールドを作り新たなサイクリストを生み出すプロジェクトを始動しています。もちろん簡単ではありませんが、この一年の活動で協力して下さる方も増え、新たなサイクリストも少しずつ増えているが今の僕のレースに向ける以上のモチベーションになっています。少ない引き出しのなかでスポーツで少しでもポジティブな話題を届けたいし、まずは出来る事からコツコツと、ということで朝から泥だらけになって古道再生の整備へ。
地域の方々のバックアップにより2月から始動した古道再生整備ですが、まだまだ乗れる状況にはないのですっかりMTBの魅力を知りすでにMTBを楽しんでいる高橋さんと先日MTBを購入した牧野さんにご協力いただきトレイルの枝やゴミや大石を除去する作業から。コースを造るのはレースを組み立てるのと同じでやってみると面白いですね。
昨年からこのプロジェクトを始めるにあたりアスファルト、ダートと様々な水路を観察研究してきましたが除去作業以外にも水路を作ってみたりといろいろトライ&エラーを繰り返しながら完成に向けて動いていきたいと思います。
しかし昨年春に調査に入ったときは倒木も酷く全然走れない状況でしたがエキスパートレベルなら走れるレベルになってきたかな。しばらくコロナウイルスの影響は続くので3密のない山のなかでトレイルビルドに励みたいと思います。KEEP RIDING！！
