HATCH DIARY

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東海クロス最終戦WNPレースレポート

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photo by K.W

早いもので東海クロスも最終戦ということで、会場はやはり東海を代表するサーキットであるWNPことワイルドネイチャープラザ。ローカルレースにも関わらずC1レースは関西からの参加者も多くWNPの人気を伺えますね。テクニック、機材、フィジカルのトータルバランスが問われ、上位のC1レーサーでいえば100%乗車できる砂ということでオーディエンスも多く非常に盛り上がりました。AJOCC加入5シーズン目の東海クロスは独自の文化形成がされ参加者も多種多様。楽しみ方もそれぞれですがたくさんの方に支えられて今シーズンも無事走り切ることができました。ということで東海クロス最終戦WNPのレースレポートをお届けします。

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photo by M.hattori

今回前日のコース設営と新たに始まる古道再生プロジェクトがバッティングしてしまったため申し訳ないですが、地域の方の支えがあってのプロジェクトにつき古道再生の整備会へ。朝からガッツリ作業したのでコース設営以上に疲労が残り翌日起きると超筋肉痛…。さらに花粉症による呼吸器系の不調でとてもじゃないけどレースでベストな走りをできる状況ではない。
そんななかいつものルーティンで講習会、子供のレース、ブースでの接客と忙しくさせていただくなか、合間にジャンボ君と袴田さんに身体をケアしていただき、部長から高級アロマオイルを借りて何とかレースに立てる状態に。

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photo by m_kanegon

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photo by M.hattori

今回のレイアウトは4年ぶりにゾンビ坂をダウンヒルする逆回りのコースということで、砂セクションはもちろん森区間も非常に重要なセクションにつきフロントにはSERAC CX EDGE レギュラー 1.5bar、リアはSERAC CX EDGE X-Guard 1.1barにセッティング。画像でもわかる通りリアはこんな状態ですが、サイドがヨレることもなくリム打ちすることもなく走り切ることができました。
EDGEはトレッドパターンの形状により他のX-Guardよりしなやかで僕も昨シーズンリリースからリアタイヤには好んで使っています。レギュラーとの差は55g。今シーズンもIRC TIRE SERAC CX EDGE X-Guardのおかげで日常のロードワークからシリアスレースまでトラブルは一切なしで走り切ることができました!このタイヤはセッティングの幅が広くてトラブルが少ないのでマジでオススメです。

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photo by M.hattori

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photo by K.W

さて、レース!東海クロス総合ポイント3位で迎えた最終戦でしたがこのコンディションではどうあがいても厳しいのでスタートからリラックスモード。今年は特にレースに集中できる環境ではないのでホールショットを狙っても迷惑かけるので周りの動きを見ながら数パターン用意していたラインのなかで誰も走らないベストラインをトレースすると岩田君、山中さんに次ぐ3番手でシケイン→森セクションに。僕の走りはここまで(笑) どちらかというと嫌いではない砂セクションに入ると下半身に全く力が入らずここでごぼう抜かれでイメージとはほど遠いライディングであとが耐えるのみ!

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photo by kikuzo DSC_0952

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photo by kikuzo

159A6880 photo by M.hattori

一周目でライバルにごぼう抜かれしたあとは自分との闘いということでジリ貧のなか一時間どうやって走り切るかを全力で考える。いつもはトレースできる砂も序盤は全く攻略できず、中盤以降はレコードラインが出来上がってきたので身体も負担は少なくなるものの非常に厳しい状況。こういう状態での応援は本当に力になりますね。会場至るところから戴ける声援は励みになりました。

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photo by M.hattori IMG_2110

photo by M.hattori

タクマも最近は僕のレースをしっかり最後まで観ていて自転車で移動して至るところから応援してくれてますが今回もゴールでしっかり迎え入れてくれました。そんなこんなで何とかフルラップのファイナル走者として18位でフィニッシュ。万全の状態とはほど遠いなかベストを尽くしたので僕的には満足かな?!
あわよくばがないくらいレベルも上がっているので結果的に最終の総合順位は6位。いろいろいろやることも多く今シーズンは自分のレースに集中できる環境ではなく、あまりいい走りができなかったけど多くの方のサポートとご声援のおかげで全戦走り切ることができました。
今や僕にとってレースは競い合うこと以上に表現の場所となっていますが、子供が今のように自転車に楽しく向き合ってくれている間はやはり万全の状態でしっかりレースに臨みしっかりレースを走り切りたいなと本気で思っています。 来シーズンまで少し時間があるので45歳になるシーズンをどう闘うか真剣に考えていきたいですね。
今シーズンは変革の時というか東海にもシーンを牽引するライダーが出てきて来シーズンが非常に楽しみ。僕自身も東海クロスの盛況とともにやることが増えていますが来シーズンも走りとともに微力ながらシーンを盛り上げていきたいと思います。1年間ありがとうございました!

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photo by kikuzo

バイク GIANT TCX ADVANCED PRO
サイコン GIANT NEOS TRACK
ホイールF & R sfiDARE 38㎜ PASSERO DISC 
メインバイク F IRC SERAC CX EDGE 1.5bar、R IRC SERAC CX EDGE X-Guard 1.1bar
アイウエア CLT Sychri EAGLE VIEW XL SUN SHADE
ウエア SUNVOLT S-RIDE CXワンピース
シューズ LAKE MX332 SUPERCROSS
メルメット GIANT REV ASIA MIPS
補給食 Athletuneエナゲイン(レース前20分、レース直前)
ケミカル WAKO'S CHAIN LUB Extreme