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YAKINII CRIT レースレポート

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焼肉+フィックスドギアクリテのパイオニアであるsfiDARE CRIT=YANIKI CRIT。なんでもこのネーミングを付けたのはsfiDARE CRIT JAPANメンバーで、僕ら以上に自転車を愛するジャスミンだとか。
走る。観る。食べる。しゃべる。なんだろう。昔やっていた4XやBMXのカルチャーに近いこの感じ。まさに競技じゃないエンターテイメントレースがここにあって、若い子達も多くてみんなスタイルあってカッコよかった。児玉夫妻やジャスミンが海外で触れたフィックスドギアクリテリウムの文化にフィルターを通して今のスタイルになったのが今回のYAKINI CRITですがこうやって声かけてもらって大会に関われたことが本当にハッピーですね。ということでsfiDARE CRIT #5 YAKINI CRITのレースレポートをお届けします。

 
 
 
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児玉 利文 Toshifumi Kodama(@toshifumi_kodama)がシェアした投稿 -


昨年同会場で開催されたsfiDARE CRIT #3は肋骨6本+肺気胸で入院するという大けがのためレースに出られず協賛、ブース出店、サイクリストさんのレポートのみで遠くから見て本当に出たかったイベントだったので今回ようやくレースに出られることができました。ご存じの通り児玉夫妻、ジャスミンは本場RED HOOK CRITや韓国、オランダなどでレースを経験し、この一年で参加者も増えレース自体のレベルも格段に上がっているのは一目瞭然でまさにフィックスドギアクリテのパイオニアとしてカルチャーを作ったといっても過言ではないだろう。
フィックスドギアクリテリウムはイメージで危ないと言われますが、スキルを軽視しがちなロードバイクのレースが一番危ないと思うのでNOです。スローインファストアウト、アウトインアウトとコーナリングのテクニックも学べるのでぜひロードレーサーシクロクロスと同様にフィックスドギアクリテを体験していただきたいなと思います。

cyclist.sanspo.com

 

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photo by M.kaneko

前日は雨。当日は晴れですが路面は超ウエット。年に数えるほどしか乗る機会がなく慣れないフィックスドギアバイク。嫌なコーナーは2ヵ所。フィックスドギアバイクにはブレーキがないのでスムーズなラインどりは絶対でワンミスが命取り。まさにダウンヒルと同じということで、昔培ったノウハウをもとに試走へ。試走時間は20分と限られた時間につき、タイヤが滑るかどうか乗りながら試すのは体力も使うしリスクも高いのでエキスパートのラインを観る方がいいということでいやなコーナー2ヵ所を重点に走るより観る感じで試走が終わる寸前に一周回実走する。

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photo by M.kaneko

総勢60名のエントリーからスーパーファイナルへいけるのはその半分の30名。まず最初のタイムトライアルで上位10名がスーパーファイナルにいけるわけですが、濡れた路面と慣れないトラックバイクだったのでコーナーはセーフティに走り25位。トップの児玉さんとは10秒差…!上位10名のタイムは僕から見たら異次元だった。

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photo by dewa

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photo by M.kaneko

そして次にスーパーファイナルに勝ち残るには予選二組に別れ4周回のクリテリウムで上位10名がスーパーファイナルに上がれるラストチャンス。レースになれば自分にも分があるのでフィックスドギアクリテリウムの独特の雰囲気を感じながら最後流して2位でフィニッシュ。
バイクはギア比が?だったので部長のバイク(50×17)を借りて走りましたがどうもうまくバイクが進められないので自分のバイクに48×15をセットしてもらう。そしてAtheltune ポケットエナジー BOOSTで気合を注入!

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photo by M.kaneko

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photo by M.kaneko

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photo by M.kaneko

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photo by dewa

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photo by dewa

何とかスーパーファイナルに進出しましたが、トップはRED HOOK CRITなど世界を股にかけてフィックスドギアクリテリウムを楽しむライダーばかりなので、フィジカル以上にテクニックが素晴らしく序盤からとにかくバチバチの先頭争いが繰り広げられ、バックストレートの先頭争いに超ビビってしまい、逃げにはのれず、中盤以降はBSBCやジャスミンでパックを組み逃げグループを追うも結果ここでも超サバイバルになり結果逃げからこぼれてくるライダーをパスし10位でフィニッシュ。
シンプルだけど奥が深い。周りはストリートのスキルがハンパないので圧倒的にスキルが足りず無駄に体力を使うなか終盤何とか走り方がわかってきて楽しくなってきた時にはレースが終わってしまった。ブレーキがないのでバック踏むのに体力を使ってしまい上位に絡むことはなかったけど久しぶりのフィックスドギアクリテはアドレナリンも出て面白かった。
改めて参加者の皆様、大会を支えてくださったスタッフの皆様、児玉夫妻ありがとうございました!

バイク GIANT OMNIUM
タイヤ IRC TIRE ASPITE PRO
CLT Sychri イーグルビューXL
ウエア SUNVOLT S-RIDE PROパフォーマンスジャージ
シューズ SIDI WIRE CARBON LUCIDO
ケミカル WAKO'S CHAIN LUB Extreme
補給食 Athletune ポケットエナジー BOOST