HATCH DIARY

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全国生活体育大祝典レースレポート

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韓国遠征日記の最後の〆はやはりレースレポートということで今回マスターズの日本代表として参加させて頂きました全国生活体育大祝典の自転車レースのレースレポートをお届けしたいと思います。初の海外レース遠征ということで行き当たりばったりになってしまいましたが韓国の自転車文化にも触れあうことができ本当に貴重の体験をさせて頂きました。

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パッキングにおいては3月にFDAで九州にいって色々フィードバックできたので特に問題なし。今回いつもお世話になっている前原さんにパッキング専用のバッグを貸していただいたのでこれが今回の遠征で本当に助かった。前原さんありがとうございました!韓国の道は荒れているよ、と事前情報があったので万が一に備えシーラントを300mlとストックのIRC TIRE FORMULA TL LIGHT 25Cを一本ストック。バイク用のものは専用バックに詰め込み19.5㎏。あとはGIANTのSHADOW GEAR BAGへ。荷物はこの二つのみ。

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韓国の北部にあたる忠清北道のDay1、Day2は雨ということで14台のロードバイクをバスに詰め込みメインのレースとなるロードレース(ヒルクライム)の会場へ。気温は10℃くらいとなかなかで試走の準備をする人としない人に別れ僕はせっかくなのでもちろん走る気満々で準備を進める。
残念ながらロードレースの試走時間はかなりの雨量だったので山頂まではバスで行きコースを覚える程度でレースはぶっつけ本番(笑) タイムトライアルの試走時には幸い雨が止んだのですぐに着替えてコースへ。コースは人気の韓国を縦断する韓国国土縦走自転車道ということで自転車にも非常に優しい道幅で、事前情報と違い非常に路面はきれい。僕の感覚としては日本とさほど変わず、逆に道の広さに感動を覚えたくらいです。
ここで初めて愛媛県選手団の方々と一緒に走ることができましたがみんな自転車が大好きなんだなと感じる。

 
 
 
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試走後はホテルに戻り夕食を済ませてホテルから一時間かけて全国生活体育大祝典 KOREA SPORTS FOR ALL FESTIVALのオープングセレモニー会場へ。国をあげての行事ということで17道すべての競技のスポーツ選手が一同集結していましたが寒くて雨のなかでも非常に盛大で素晴らしかった。なかなか日本ではここまで大きなスポーツイベントは体感出来ないので貴重な体験でした。

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さてRACE DAY!会場に着くと韓国のサイクリストはすでにレースの準備をしていて、前日の試走時と違い会場はとてもいい雰囲気。参加者200名くらいのなかでディスクロードは僕だけでしたが、GIANTはもちろんTREKやSPECIALIZEDが人気のようで日本では中原君が乗っている韓国のブランドWIAWISもたくさん会場で見かけました。マスターズの大会ということでみんないいバイクに乗っていてどちらかというと富裕層のスポーツという感じでした。サイクルジャージはみんなシンプルにまとまっていていい雰囲気。レースはUCIの準ずるということでちゃんと車検があり気が引き締まる。

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レースの写真はないのでこちらが今回のロードレースのログ。2㎞地点から300m一気に上る感じですね。正直ロードでのヒルクライムは全く経験なし。日頃のロードワークロードバイクでオンロードを登らない。そして韓国の選手はみんなしっかりアップしているなか僕らは試走なし、アップなしということでもうレースがはじまらないとどうなるかわからない感じで、レースはそれぞれの年代クラスが別々にスタートし山頂を目指す。

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40代は約20名の参加者で、1.5㎞をローリングスタートし40代のレースがスタートすると一気にレースモード。最初の500mは様子見てで2番手、3番手を走りそのあとけん制があったあと一人単独で走ってみる。そうすると4名ほどに絞られたのでこの4名でローテーションを回しラスト2㎞になると3名に絞られる。やはりアップなしは心拍、フィジカルともにきつく早く周りがタレてくれないかと思うけどなかなか(笑) 最後1㎞あたりで僕と今回優勝のライダーに絞られましたが、バスで走っただけだったのでゴール地点付近を把握できず先行でスプリントされて2位でゴール。しっかり準備をすれば優勝できたかもしれませんがここは韓国ということでお互いの走りを讃えあい気持ちのいいレースができました。

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そして午後からはタイムトライアル。レース20分前に食事をするというなかなかタイトでタイムスケジュールだったのでおいしそうな忠清北道の郷土料理を満喫できなかったのが残念でしたが、そんななかで登り基調の約13分半のインターバル(笑) ここでも韓国のライダーはしっかりクールダウン、アップを行っていましたが僕らはもちろんそれもなし。

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行き当たりばったりなレースになってしまいましたがTTにおいては事前に試走したおかげで自分なりには当社比でペース配分はできたかな。とにかくこの2%くらいの区間がきつくてタイムを見るともう少し追い込めたかもしれませんがあとからでは言い訳な言っても仕方ないですね。結果的にはヒルクライム3位のライダーが優勝で2位が僕、3位がヒルクライム優勝者ということでポディウムはほぼ固定でしたが初めて体験するレースでいろいろ課題も見つかったし初の海外レース遠征で表彰台にも登れたし本当にいい経験でした。

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今回登り基調のレースということが分かっていたので事前にIRC TIREさんのお願いしてFORMULA PRO TL Light 25Cを用意して頂きましたがこれが功を奏したのか、ロードレース、タイムトライアルともに2位という好成績を獲ることができました。初の海外遠征ということで行く前は国内と比べ装備も不十分で少しチューブレスに不安を感じましたが結果的にはトラブルフリーで気持ちよくレースをすることができました。大怪我を経て2月からこのレースに向けてトレーニングを始めましたがここがスタート。また新たな目標に向けて走り出したいと思います。沢山のサポートとご声援ありがとうございました!

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サイコン GIANT NEOS TRACK
ホイール FRONT 38㎜ sfiDARE PASSERO ホイール REAR 50㎜ sfiDARE AQUILA タイヤ IRC TIRE F & R FORMULA PRO LIGHT 25C 6.5bar
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