昨年秋にシェイクダウンしてから三か月。僕の心の癒しの相棒として大活躍のGIANT TRANCE 29er 2ですがバイクの特性もある把握できバイクにフィットしてきた。このブログでも何度も登場していますが、改めてインプレッションという形で主観的にTRANCE 29erをご紹介したいと思います。
29インチのブースト規格でいわゆる最新のジオメトリーとGIANTが誇るマエストロサスペンションを搭載したGIANT最新モデルであるTRANCE 29er。フロントは130㎜、リアは115㎜のストロークでこの映像がローンチしたときに久しぶりにビビッときたんですよね。
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すっかりエンデュランス系のイメージがついてしまった僕ですが、今の活動をする前の20代、30代のころはトレイルライドやダートジャンプばかりをしていたので今の僕にはピッタリな一台だなと。
国内には残念ながら映像に出てくる海外のようなトレイルはありませんが、今の活動のおかげで乗れる範囲、体力、経験値が備わったのでTRANCE 29erなら更なる新しいバイクライフが送れるのではと。
こちらはシェイクダウン時のブログですが、数年前のようにXCOのエリートライダーでもないし、その当時より昨今のXCOバイクは更にF1のようにピュアレースバイクになり、高価なXCOバイクはホービーレーサーにはなかなかの代物になっていますが少し重量はあるけどXCOレースが今の活動の主軸ではないしアルミバイクなら扱いもシビアではないというのは最大のメリット。何より日本のシングルトラックはXCOバイクでは忙しいし非常にテクニックを必要とするけど、許容量が広いTRANCEのおかげでコントロールする幅が広がり、ダートを走る楽しみを再び気付かせてくれました。
photo by dsk24
ここ数年27.5から29までいろいろな特性のバイクに乗ってきましたが特に29インチはコーナーが非常にシビアでシクロクロスのようにしっかりラインをトレースしないとタイヤのグリップが抜けてしまういやな感覚がありましたが、BOOST規格で最新のジオメトリーになったTRANCEはそういった嫌な感覚はなくしっかり路面と追従してくれます。
XCOバイクがいいのか、TRAILバイクがいいのか話すと長くなりそうなのでここでは割愛させて頂くとして三か月経った今XCOバイクであるXTCには乗らずほぼTRANCE 29er(GONZO PARKで乗るときFathomにも乗ります)のみ。パーツもタイヤをサポートして頂いているIRC TIREさんのSERAC XC TL READYに変えたのみで完成車に近い状態でトレイルライドを楽しんでいます。
パーツ以上にフルサスバイクを楽しむうえでサスペンションのセッティングが非常に重要になってきますが、ここ数か月TRANCE 29erとともに本当にいろんなシチュエーションで走りフロント70PSI、リアは180~200PSIで落ち着いています。
リアサスに関してはオープン、ミディアム、およびファームの3つのオンザフライ設定がありますが、登りも下りもほぼミディアムで、激しい下りがある場合はオープン。ファーム(ロックアウト)に関してはマエストロがいい仕事をしてくれるのでほぼ使いません。
※リバウンドは6クリック目からそれぞれのトレイルに合わせ1~3クリック内で調整
photo by dsk24
自転車はまさにコミュニケーションツール。たくさんのバイクブランドからあらゆるコンセプトのマウンテンバイクがリリースされていますが、日本には日本の遊び方がありやはりマウンテンバイクは所有感以上にその土地にあったバイク、コミュニティーにあったバイクを選ぶことで満足度も上がるのではないかと思います。
ピュアなトレイルライドからパークライドまでそつなくこなしてくれるTRANCE 29erはまさに今の僕にぴったりな一台でTRANCEを手に入れてからトレイルライドもお誘いも増えました。XCOバイクと比べたら重量はありますが、僕個人は全くネガティブな感覚はなくて安全に快適に楽しむという点において逆にそれが安心感につながりますがいよいよ本格的なグリーンシーズンが始まるので今からワクワクしています。KEEP RIDING!!